フィールドオブクラフト倉敷で購入した品々
フィールドオブクラフト倉敷に行ってきた - デジイチかしゃぽん
の、戦果。
帰宅後はすっかり夕方になってしまっていたので、日光が差し込んできていたのが西向きの細い窓しかなく、狭くたよりない日の当たる床に布敷いて、とりあえず撮るだけ撮った。
浅鉢
カレーにちょうどいいサイズの浅鉢。(陶工房ゆうらぼの千田稚子さん作)
犬を連れていたため基本的にお店の外から物を見るばかりで、これも最初はサイズがカレーにちょうどいいかもな、くらいにしか思ってなくて、本命は見るからに好みだった別の器だったんだけど、おっとに犬を預けて手で持ってみたらこれが一番ズギューンときた。
ざらざらとしつつも、優しい風合い。焼いて、削って、塗込むというルーシー・リーみたいな作り方で作られているそうで、かけた手間の複雑さがそのまま手触りに表れたようななんともいえないニュアンスがある。
陶器は手触り、手に持った重さがすごく大事だなと重ねて実感した次第。
★2012/5/19〜27に東京は三鷹で展示会があるそうなので、東京の方はぜひ。
山本有三記念館の近く、建物がすげーいい感じのCAPARISONで。(なんだなんだこの素敵な建物はー。三鷹に住んでた頃はこういうものにまったく関心がなかったから知らなかった。いつか見に行きたいわ)
浅鉢
小さめの浅鉢。(川口武亮さん作)
うちにある浅鉢は、たち吉持ってる人はああアレねとすぐ思い当たるだろうたち吉のいかにもたち吉らしい小鉢かそれより小さいサイズの鉢しかなくて、和え物などはいいのだけど大根を煮たのや汁のある炒め物をよそうのにちょうどの器がほしかった。
これでもまだやや小ぶりかなという懸念はあるけど、うちのお皿になじむ優しい色合いと釉薬のつややかさに惹かれて購入。
この方の作品で一番グッと来た器は、器に似合う料理が出せないと思って断念した。→これ。キャセロールとか、ローズマリーとか、そういう用語使う人が使うんでしょこういうの。私、ほんだしとめんつゆとくくぱどの人だもの。
グラス
おっとが気に入って、ウイスキーグラスにと購入した。これも遠目で見ていたときには気づかなかった魅力に手で持ってから気づいたクチ。
ただガラスに線を掘っただけに見えたのが実は気泡が並んで作られた線で、ガラスの中に綺麗にとじこめられた空気の泡が日光にキラキラと輝いてるのにノックダウンされた。
手に持った時のグラスの座り、重みもちょうどいい。
おっとが長いことウイスキーグラスを探していて、おっとが独身時代に使っていたウイスキー用の百均グラスをサイズがちょうどいいからという理由で化粧品置きにしてしまった私も責任を感じてずっと探していて、このたびついに良き器に出会えて、めでたしめでたしだ。
★2012/6/9〜24に、大阪は玉造の22家(にこにこや)さんで展示会があるらしいので、大阪の方はぜひ。(22家 nikoniko-ya:天霧ガラス工房さん)
お店のブログによれば常設もされているそう。大阪に住んでいたのに以下略…
ガラスの器
小ぶりのガラス器。(沖澤康平さん作)
これは私が一目惚れして、お小遣いから(←ここ大事)買った。アイスクリームスクープですくったアイスを入れるのにちょうど良さそうなサイズ。
ゆらぎのあるガラスに弱い私の好みをピンポイントでついてきた感じ。ぼったりとした手触りもいいよいいよー。
この底が! この底が!
カッティングボード
楢の木のカッティングボード。フィールドオブクラフトで一番最初に買ったもの。(松本寛司さん作)
木製のまな板は「いつか買うリスト」の上位にはあったもののどうしても欲しいというものでもなく、百均のプラまな板でそれなりに満足して使っている。
なのにいきなりなぜこれを購入するに至ったかと言うと、脚。脚がついている。
立てかけて干す時のことを考えて脚が、収納する時のことを考えて穴が、そういう気遣いにグググッと惚れた。
もちろん、重みや、手彫りの手触りもとてもいい。
手彫りの味わいがとてもすてき。
一生もののまな板はこれに決めた。もったいなくてまだ使えてないけど。