法善寺横丁

難波から道頓堀、心斎橋界隈をぶらぶらと歩いていて、ふと横を覗くと雰囲気のいい路地があり、それが法善寺横丁だった。名前ばかりは聞くもののどんな場所かどこにあるかも知らず、もし行き当たらなかったら、訪れることなく大阪を離れたかもしれない。ラッキーだった。
法善寺には全身が苔むした不動明王の石像があり、どこからこんな水分がと夫と驚いたのだが、そもそも法善寺は「水掛不動尊」として有名なのだと後で知った。今度は昼間に参拝してお姿を堪能したいものだ。


大阪にはこういう風に、繁華街に突然、小さな寺社が濃厚な文化を漂わせて存在していることが結構あって、驚かされる。もともと寺町が発展したのだろうのか。大阪市内は一度空襲で焼けてしまったのに、また同じように寺社の周りを盛り上げるところに地元の人の愛を感じる。







K200D/FA50mmF1.4