尾道の巨大アヒルちゃん

尾道で開催されている「海フェスタおのみち」にて、大阪中之島での展示でおなじみの巨大アヒルちゃんことラバーダックが展示されているというので、三連休の海の日に尾道まで観に行ってみた。



ヒルちゃんが展示されているのは、尾道駅出てすぐの駅前広場。尾道駅は眼前に海が広がる立地にあるのだけど、すぐ正面に向島があるので、大阪の天満橋駅を出て川沿いにアヒルちゃんが浮かんでいた様子とよく似ていた。



大阪での展示と違って、それほど見物人が多くなかったので、見やすかった。
暑すぎたせいかもしれないし、まだ観光シーズンに入っていないせいもあるかもしれないし、観光地とはいえ大阪ほどは人が集中しないのかもしれない。



瀬戸内海と空の青にアヒルちゃんの黄色が映えて、フォトジェニック。ビルの合間のアヒルちゃんもシュールで面白かったけど、海に浮かぶアヒルちゃんはのびのびしているように見えてなかなかよかった。



大阪では見かけなかった物販もあった。物販スペースの横には、巨大アヒルちゃん仕様の車が。色味がちょっと赤すぎるので正直「アチャモ…」と思ってしまったけどかわいい。




ヒルちゃんを見た後は、尾道ラーメンを食べて、千光寺公園にある尾道を望む展望台へ。駐車場から展望台に登る道には、いろいろとAUTOな感じの顔出し看板が置いてあった。





展望台からの眺め。展望台は山頂にあるので、360度視界が開けていて気持ちがいい。
2枚目の左下にラバーダックの頭が見えるんだけど、ビルが邪魔をしていてウォーリーよりも探しづらい感じに。ビルさえなければ面白い絵になっただろうに。



写真を撮るおっと。


以下はSIGMA DP1xで撮った展望台からの眺望



相変わらず解像感SUGEEEE(fotolifeに現像したJPEGファイルをそのままのサイズであげてあるよ!)


とにかく暑くて暑くて、尾道尾道らしい町並みを散策しようという気分はひとかけらも湧かず、帰ってきてしまった。
もっと涼しい季節に再訪して町並みを楽しんできたい。



下3枚以外は、PENTAX K-r/DA35mmF2.4AL, DA35mmF2.4AL

フィールドオブクラフト倉敷で購入した品々

フィールドオブクラフト倉敷に行ってきた - デジイチかしゃぽん
の、戦果。
帰宅後はすっかり夕方になってしまっていたので、日光が差し込んできていたのが西向きの細い窓しかなく、狭くたよりない日の当たる床に布敷いて、とりあえず撮るだけ撮った。

浅鉢


カレーにちょうどいいサイズの浅鉢。(陶工房ゆうらぼの千田稚子さん作)


犬を連れていたため基本的にお店の外から物を見るばかりで、これも最初はサイズがカレーにちょうどいいかもな、くらいにしか思ってなくて、本命は見るからに好みだった別の器だったんだけど、おっとに犬を預けて手で持ってみたらこれが一番ズギューンときた。
ざらざらとしつつも、優しい風合い。焼いて、削って、塗込むというルーシー・リーみたいな作り方で作られているそうで、かけた手間の複雑さがそのまま手触りに表れたようななんともいえないニュアンスがある。
陶器は手触り、手に持った重さがすごく大事だなと重ねて実感した次第。


★2012/5/19〜27に東京は三鷹で展示会があるそうなので、東京の方はぜひ。
山本有三記念館の近く、建物がすげーいい感じのCAPARISONで。(なんだなんだこの素敵な建物はー。三鷹に住んでた頃はこういうものにまったく関心がなかったから知らなかった。いつか見に行きたいわ)

浅鉢


小さめの浅鉢。(川口武亮さん作)


うちにある浅鉢は、たち吉持ってる人はああアレねとすぐ思い当たるだろうたち吉のいかにもたち吉らしい小鉢かそれより小さいサイズの鉢しかなくて、和え物などはいいのだけど大根を煮たのや汁のある炒め物をよそうのにちょうどの器がほしかった。
これでもまだやや小ぶりかなという懸念はあるけど、うちのお皿になじむ優しい色合いと釉薬のつややかさに惹かれて購入。
この方の作品で一番グッと来た器は、器に似合う料理が出せないと思って断念した。→これ。キャセロールとか、ローズマリーとか、そういう用語使う人が使うんでしょこういうの。私、ほんだしとめんつゆとくくぱどの人だもの。

グラス


丸いグラス。(天霧ガラス工房 蠣崎允さん作)


おっとが気に入って、ウイスキーグラスにと購入した。これも遠目で見ていたときには気づかなかった魅力に手で持ってから気づいたクチ。
ただガラスに線を掘っただけに見えたのが実は気泡が並んで作られた線で、ガラスの中に綺麗にとじこめられた空気の泡が日光にキラキラと輝いてるのにノックダウンされた。
手に持った時のグラスの座り、重みもちょうどいい。
おっとが長いことウイスキーグラスを探していて、おっとが独身時代に使っていたウイスキー用の百均グラスをサイズがちょうどいいからという理由で化粧品置きにしてしまった私も責任を感じてずっと探していて、このたびついに良き器に出会えて、めでたしめでたしだ。


★2012/6/9〜24に、大阪は玉造の22家(にこにこや)さんで展示会があるらしいので、大阪の方はぜひ。(22家 nikoniko-ya:天霧ガラス工房さん
お店のブログによれば常設もされているそう。大阪に住んでいたのに以下略…

ガラスの器


小ぶりのガラス器。(沖澤康平さん作)


これは私が一目惚れして、お小遣いから(←ここ大事)買った。アイスクリームスクープですくったアイスを入れるのにちょうど良さそうなサイズ。
ゆらぎのあるガラスに弱い私の好みをピンポイントでついてきた感じ。ぼったりとした手触りもいいよいいよー。

この底が! この底が!

カッティングボード


楢の木のカッティングボード。フィールドオブクラフトで一番最初に買ったもの。(松本寛司さん作)


木製のまな板は「いつか買うリスト」の上位にはあったもののどうしても欲しいというものでもなく、百均のプラまな板でそれなりに満足して使っている。
なのにいきなりなぜこれを購入するに至ったかと言うと、脚。脚がついている。
立てかけて干す時のことを考えて脚が、収納する時のことを考えて穴が、そういう気遣いにグググッと惚れた。
もちろん、重みや、手彫りの手触りもとてもいい。

手彫りの味わいがとてもすてき。
一生もののまな板はこれに決めた。もったいなくてまだ使えてないけど。

使ってみた


おっと作のパスタもこの通り、わーお店みたい。すごーくおいしそう。(実際おいしかったんだけど)



オレンジジュースと白桃缶詰のゼリーもちょっといいもののように見える。かも。



ラフロイグを。香りを楽しむウイスキーにぴったり。



クックパッドの料理もあらあらまあまあなかなかのものに。



K-r/DA35mmF2.4AL

フィールドオブクラフト倉敷に行ってきた


2012/5/12〜5/13に行われたフィールドオブクラフト倉敷に行ってきた。
何を思ったか、2日間開催の2日とも。

1日目は晴れていたが風が強く、2日目は曇りがちだったが風が控えめ。
行楽としては、空が抜けるように青かった1日目の方が良かったけれど、風が強いと展示品が棚ごと倒れてしまいそうで、買い物は2日目のほうが安心してできた。



去年の秋に岡山に引っ越して、フィールドオブクラフト倉敷の存在を知ったのも訪れたのも今回が初めて。
事前に想像していた以上にしっかりとしたイベントで驚いた。



デザインフェスタのような、玉石混合といったら悪いけど趣味の素人さんもたくさんブースを構えているんだろうと思いきや、それぞれにファンも抱える作家さんたちが様々な分野の個性豊かな作品を持ち寄っており、見て回るだけもこのうえない眼福で、さほど広くもない会場を何周も何周もしてしまった。





東京で行われたら会場には天然生活系の女子が溢れていただろうところ、親子連れがたくさんたくさんいたのも驚きだった。


ひそかに地面を守るヒーローがいたり。

子供を集めて紙芝居が行われたり。


会場の広さと出展数、お客さんの数のバランスがすばらしく良く、2日ともお昼をはさんで数時間長居したが、あまり疲れを感じなかった。
これ以上大規模でも小規模でも、ぐるぐると何周も見て回るようなことはしなかっただろう。
一度見たはずのブースなのに、何度か通りかかるうちに新しい発見があって、ついには購入に至ったのは、おもしろい体験だった。








主催者と出展者と参加者のイベントを大事にするきもちが伝わってくるいいイベントだった。
このようなイベントが成功するのも、民芸館もあり工芸に親和性の高い倉敷らしさといえるのかもしれない。
また来年もぜひ行きたい。ビバ倉敷!


フィールドオブクラフト倉敷 公式サイト


K-r/FA50mmF1.4

つけBASSO


うららかな土曜日の午後、心待ちにしてたプレゼントが届いた。

つけBASSO
つけ麺好きのおっとを連れて行ったこともある西池袋のBASSOドリルマンがいつのまにか通販を開始してたそうで、ブクロ在住のおともだちがわざわざ送ってくれたのだ!!
そりゃ思わずフォントいじりもしたくなるってもんさ!



こんな風に、箱にすきまなく3セット詰められて、冷凍のクール便でやってきた。
1.5人前ずつ食べられるなんて贅沢すぎてからだがふるえそう…!



「ほわー! なんかとどきましたぞ!」



「ひやひやですぞ、なにもの!」



「どうやらたべるもののようですぞ」
「重くてとりだせないのです。ねこどのの力をかりねば」



「はあ、はあ、つかれたにゃ」
「ひんやりしてここちいいですぞ」
「ねこどの、ありがとうごました!」



「にゃんのたべものにゃのかにゃ」
「アイスですかな?」
「はやくたべたいですぞ」



。oO○(箱から出すのはぜんぶにゃーがやったにゃ。だからにゃーがひとりじめするにゃ)







「にんげんのたべものらしいにゃ・・・」
「うぶぶ、たべたかったですぞ・・・」
「ざんねんなのです・・・」


    • -

明日いただきます!
超たのしみ!!
うれしいなー!!!




K-r/DA35mmF2.4AL

大豆de節分豆

スーパーを3軒回ってきたというのに、節分豆がすっかり頭から抜け落ちていて、買い忘れてしまった。
もう一度行くのも面倒なので、実家から送ってもらった乾燥大豆で、炒り豆を作ってみた。



どちらも電子レンジを使って作ったもの。
左は、直接レンジ組。洗って水分を拭った乾燥大豆を直接電子レンジに入れた。
右は、熱湯で戻し組。熱湯に入れシャトルシェフの中で10分程度戻してから電子レンジに入れた。
耐熱皿に広げて電子レンジ(500W)に入れてからは、いずれも、

 3分
  ↓
 混ぜて(ひっくり返して)1〜2分
  ↓
 その後も1分または30秒おきに混ぜて出来具合を見る

という作業。


1分おきに確認する段階がかなり長い。短い方でも最低10回は(たぶん)かかっている。ならば一気に10分レンジすればとも思うが、途中で手を抜いて2分やったら一部黒こげになったので、面倒だけど1分おきに混ぜる作業が必要っぽい。

直接レンジ組


水に戻さずに電子レンジにかけたものは、皮に皺がよらず、マットな仕上がりで、熱湯で戻し組に比べて見た目がよい。
サイズは戻したものよりやや小ぶり(戻してないので当然だが…)で、固さが残る仕上がり。噛み砕くという表現がぴったりくる。
また、大豆の粒により出来上がるタイミングがまちまちで、途中に様子見しては出来上がったものを箸で摘み出さなければいけない。小刻みにレンジにかけるので、選別の回数は軽く1、20回になり、結構しんどい。

熱湯で戻し組


熱湯で若干戻してから電子レンジにかけた分は、皮に皺がより、つやが出ている。見た目は直接レンジ組に若干劣るものの、サクサクとした食感に加え仕上がりのタイミングもほぼ同じ(2〜3回の選別は必要)で、直接レンジ組よりは出来上がりに不安が少ない。
手間と言えばお鍋を使うことと、豆が吸水しているため、電子レンジの最初の数回は豆とお皿についた水分(蒸気)をざっと拭く必要があることだけ。


作る前は直接レンジ組の方が楽だと思っていたが、実際作ってみたら、熱湯で戻し組の方がはるかに楽だった。
次回があるとしたら、先に熱湯で戻す方法で作ろうと思う。


K-r/DA35mmF2.4AL

アボカド




11時ごろ、つかの間の日光浴を享受するアボカド。
我が家に陽が当たるのはせいぜい午後2時ごろまでなのだ。






こころなしか、葉脈が生き生きとして見える。
おひさまばんざい。


K-r/DA35mmF2.4AL