竜串海岸

高知の竜串海岸は、その名の通り竜の骨のような奇岩が海に向かって突き出ているハードでクールな名所です。
はりまや橋などちょっと残念な名所も見受けられる高知の中で、一度行ったらガチで忘れがたい思い出になること間違い無し。近くにはきれいな砂が楽しめる浜辺や海中展望塔、海洋館、貝を展示している海のギャラリーなどの見所もあり、お得である(といいつつ周辺の建物には一度も入ったことないけど…)(海のギャラリーは建築物として外から見ても素敵です)。


ほんとは竜串の先にさらに「見残し」(弘法大師もうっかり見残した絶景)もあるけどそっちにはまだ一度も行けていない。


竜串海岸の観光には、奇岩のある海岸沿いをぐるっと回って約1km散歩できるルートがある。とはいえほとんど奇岩の上を歩くことになるので距離もあわせて老人には厳しい道のり。足腰が確かなうちの観光をおすすめします。

矢印はこの写真の時に自分が回った道筋で、当然逆方向からも踏破可能。
衛星写真からも、竜串の「串」がよく見えている。




竜串海岸の最大の特徴が、縦に長ーーーーーーく伸びた奇岩。長年かけて波が浸食し、ところどころ穴が開いている。
つぶつぶのブツブツ空いた穴を写真でじっと見ると気持ちが悪くなりがちだけど、実際には岩にびっしり張り付いた貝類と足を置いたそばからサササササーと逃げ去る大量のフナムシの方がよっぽど気持ち悪いです(フォロー)。





竜串の串の先から振り返って陸側を見ても、ダイナミックな光景が楽しめる。



横から見れば、奇岩が連なっている様子がよくわかる。


太平洋の水はとてもきれいで、ウニとか丸見え。


岩の合間に溜まった貝類と珊瑚。風化されていずれ砂になるのでしょう。ここらへんは珊瑚加工品の産地でもある。


まったくダイナミックさが出てないけど、パノラマ写真(デジカメ合成)。


以上、さっき竜串海岸の地図を見るべく検索したらよほどいい写真がいっぱいヒットしてガッカリしたけど、一応アップしとく・・・。
龍馬伝で高知に遊びにいく気になった人は、時間に余裕があったらぜひ竜串海岸まで足を伸ばしてみてほしい。個人的にはくねくね道に吐き気を催しながら頑張って行く足摺岬より竜串海岸の方が風景的に好きです。足摺の灯台や熱帯植物園もフォトジェニックっちゃあフォトジェニックだけどさ。


竜串・見残し奇岩パーク/竜串海中公園 〜竜串観光振興会




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